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格差社会について

最近「格差社会」という言葉がやたらと飛び交っている。
補選当選した民主党太田和美氏もこれで戦っていた。

|「負け組ゼロ」を掲げ、「格差社会を生んだ」と小泉改革を批判。
/読売新聞/

見事当選し「勝ち組」となった彼女には「ゼロ」の意味など考える必要もないのだろう。
そもそも民主党の指摘する「格差社会」とはどのような状況の事を言うのだろうか。

ニューヨークタイムズでは日本の格差拡大について、
"かつて「1億総中流社会」と言われたような日本社会の良さが失われる懸念がある"
としている。

民主党の意見がこれに類似するものだとしたら、それは大きな間違いだ。
「日本国民全員が中流以上」という状況そのものが異常事態だったと
気付かねばならない。
その認識を無視して格差の無い社会を目指すという事は
"バブルの夢よ、もう一度"と妄言を吐き出しているだけに等しい。
だいたい「高い水準で国民全員が一律格差の無い社会」を理想とするのは
共産党が目指すべき道筋であって民主党とは異なると思うが。

「格差」と騒がれるようになった要因の1つに中国の格差問題も影響していると思うが、
これは分けて考えるべきだろう。
まず日本人が「格差」について取り組む時、日本の歴史を振り返る事が重要だ。

日本はその特異な体質(神道的共同体)のため「天皇←→国民」の関係は
どの時代を見てもそれほど変化が見られない。
天皇は神でもあり、国民が平和に暮らせるよう祭祀する。
国民は日々の平和を感謝しつつ田畑を耕し、商いをする。
宗教的、或いは精神的な繋がりのみでもって、関係を維持しているわけだ。
(これが日本人特有の宗教、倫理、道徳観を養ってきた。)
しかしそれだけでは国としては強くも、豊かにもなれない。
それで日本にはその時代によって権力者が存在するわけだが、
大まかに分けると「貴族」「武家」「政治家」の3つに分類出来る。

年貢、税金、徴兵、色々あるがいつの時代でも国民の大部分は貧しい生活を送っていた。
それでも地主等のお金持ちは存在していたが、それを妬むような事はあまりなく、
むしろ尊敬していた。
地主も庶民を卑下したり、遠ざけるような事はしなかった。
子供が生まれたら「地主様に命名してもらおう」と押しかけ、
隣人トラブル等も「地主様に白黒つけてもらう」と押しかける。
当然悪人なら金持ちだろうと貧乏人だろうと許さないが、
「立派な人」だと判断すれば「尊敬するのが当たり前」というのが日本人だった。
つまり人としての信頼関係が築けていたという事だ。

本来日本人とは性善説に基づくお人よし集団で、身分や境遇に関係なく、
与えられた状況の中で"いかに楽しく生きる"のかを考え出すのが上手い民族だ。
落語や能、芝居のシナリオを見ても庶民の暮らしぶりが伺える。

現代日本人はどうだろうか。
勝ち組、負け組という言葉で国民同士で勝手に分けてみたり、
自分の事を下流等と自虐的に言うのが流行ってみたり、
随分な卑下社会となっている。
勝ち組は負け組を見下し、負け組は勝ち組に敬うべき美徳を見出せない。
つまり人としての信頼関係が薄れているという事だ。
それが日本の格差社会を生んでいる、
というより「格差社会になった」と勘違いしている大きな原因の1つだ。

日本人はどの時代を見ても分かる通り、最初っから格差社会であって、
小泉改革のせいで格差が拡大したわけではない。
拡大したのは"戦後教育の影響力"であって、
これによって日本人は愛国心が悪とされ卑下、自虐を義務付けられ、
信頼関係も築けずにいる。
この戦後教育のせいで日本人としてのアイデンティティが
崩れ始めている事こそ問題なのだ。

小泉総理を批判するなら、格差社会という妄想ではなく
日本人が古来より培ってきた倫理観を軽視し個人主義を蔓延させ、
戦後教育とは異なる形で愛国心を蔑ろにした事だろう。

『まとめ』

「格差」とはどこの国でも必ず存在するものだ。
日本という国は上記で書いたように格差社会の歴史を生きてきた。
それが今更問題になるのは何故か。「1億中流階級」の正体とは何か。
それは、急激な高度成長の中でバブル絶頂期を迎え、
その泡の中で甘い夢を見てしまった人々の残照なのではないか。
たかだが10数年の出来事を「本来の日本の姿」だと錯覚しているだけなのではないか。

しかし、国民の暮らしを良くしていく事自体には賛成なので、
与野党問わず「格差」に固執する事なく取り組んでいただきたい。

個人的に提案したいのは、物価の見直しだ。
世界的に見れば日本人の平均所得(サラリーマンのみでも)決して低くは無い。
にもかかわらず生活するのが大変というのは、物価が高止まりしているからだ。
「物価が下がれば所得も下がる」と一蹴するのは簡単だが、
今の平均所得を維持しつつ、物価を徐々に下げていく方法を考慮するのも
十分価値のある事だと思う。


俺、間違ってたよ。
確かに平均所得は低くないし、一部の商品(或いはサービス)が高止まりしているのは事実だけど、そんな局地的な効果じゃ何の意味も無いよね。

国民にお金を使わせたい。
使わせるには物価を下げれば良い。
が、物価を下げると逆に物が売れなくなった。
→「急いで買わなくても良いや、いつでも買える」
→「もう少し安くなるかもしれないし、様子を見よう」
商品は売れず、供給過多になるから企業は赤字
→「工場閉鎖、リストラ、倒産 etc...」
最初に戻る

さっさと擬似的インフレ状態にすれば全部解決するんじゃないかな。


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